8/16
github もうちょい入門
github 超入門という記事を以前書いてからずいぶん経っていますが
ここ最近になって続きはまだ?とか、いい加減 github にアップさせてくださいといった声をもらうようになったので
重圧に耐えかねて「もうちょい入門」を書いてみようと思います。
新 MBA が出て Win から Mac に乗り換えたり、サブマシンとして用意した人々が
これを機会に開発環境を一新する or 整えようの一環として、
git を導入しようと考えている人が多いのかなーと野暮な勘ぐりをしてニヤニヤしてみたり。
前置きはこの辺にして、本題に入っていこうと思います。
冒頭でも述べましたが、今回は github へアップするところまでやってみたいと思います。
まず github にアップするためには、前提として github のアカウントが必要になります。
github のアカウント作成方法については、前回の記事を参考にしてみてください。
github のアカウントが作成できたら
git を PC にインストールし、リポジトリという物を作成します。
git の導入
git のリポジトリを作成したり何か操作をするには、git がインストールされている必要があります。
ソースからコンパイルしたり、 port などのパッケージ管理ツールを使って導入する方法もありますが
今回はお手軽にインストーラーを使ってインストールしましょう。
Win, Mac それぞれインストーラーが用意されているのでお使いの環境に合わせてダンロード、
インストールを実行してください。
Git - Fast Version Control System
Lion のインストーラーがまだ出ていないようですが Snow Leaopard 用のものでもインストールできました。
git のインストールが出来たら、github と通信するための準備をします。
SSH の公開鍵作成
github との通信には SSH が必要になります。
そのために、まずは SSH の秘密鍵と公開鍵を作成し github と通信できる状態にしてあげます。
Mac の場合はターミナルを、 Windows であれば、 git をインストールした際についてきた
Git Bash というものを開き、コマンドラインを叩いて鍵を作ります。
まず、鍵を保管するディレクトリに移動します。
$ cd ~/.ssh
この時もしそんなディレクトリは無いから移動できないと言われたら
$ mkdir ~/.ssh
でディレクトリを作成したのち、もう一度 cd で移動してください。
.ssh ディレクトリへ無事移動できたら github 用に鍵を作ります。
コマンドラインを開き、 ssh-keygen というコマンドを叩くと鍵を作ることが出来ます。
$ ssh-keygen -t rsa -C "github 登録時に指定したアドレス" Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/Users/あなたのディレクトリ/.ssh/id_rsa):どこになんという名前で鍵を作るのか聞いてくるのでフルパスでパスを打ち込んで適当に名前を入れる
パスワードの入力を求められるので適当に入れてあげます。
Enter passphrase (empty for no passphrase):適当に入れてあげる Enter same passphrase again:先ほどと同じものを入力します。
以上で秘密鍵と公開鍵のペアが作成されました。
Your identification has been saved in /Users/あなたのディレクトリ/.ssh/指定した名前の秘密鍵. Your public key has been saved in /Users/あなたのディレクトリ/.ssh/指定した名前の公開鍵.pub. The key fingerprint is: 2f:da:10:15:14:f3:ba:22:d4:3c:1a:fe:51:38:56:53 最初に指定したメールアドレス The key's randomart image is: +--[ RSA 2048]----+ | .=.E | | = | | + . | | o + o | | o O S | | o + = o | | + + o . | | o * . | | o . | +-----------------+
github へ公開鍵の設定
SSH 鍵の作成ができたので、github に登録してあげることで通信できるようになります。
github にアクセスし、ログインしてください。
画面右上の [ Account Settings ] からアカウントの設定画面へ行き
[ SSH Public Keys ] をクリックして、 SSH 公開鍵設定画面へ行きます。
[ Add another public key ] と書かれたリンクをクリックすると入力フォームが出てきます。
そこに先ほど作成した公開鍵の中身をコピペしてあげます。
通常、 .ssh フォルダは不可視状態になっているので Finder や Explorer の設定から見えるようにしてあげて
エディタで開くか、コマンドラインから
$ vim /Users/ユーザー名/.ssh/作った公開鍵.pub
で公開鍵ファイルを開き、中身をコピペして貼り付けます。
貼りつけたら [ Add key ]をクリックして保存します。
公開鍵の設定ができたら試しに SSH から接続してみましょう。
コマンドラインから、
ssh -T git@github.com
と打ち込んでみてください。
すると、接続を許可するかどうか聞かれるので yes と打ち込みエンターを押してください。
Hi ユーザー名! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
と表示されれば公開鍵の設定はおしまいです。
git の設定
続いて、github にアップしたときに表示される名前や
github とやりとりするためのアクセストークンなど git の設定を行います。
まずは名前とメールアドレスを設定します。
コマンドラインから以下を入力します。
$ git config --global user.name "名前" $ git config --global user.email "メールアドレス"
続いて github 関連の設定を行うために
先に、github へのアクセストークンを取得しておきます。
再び github のダッシュボード右上の [ Account Settings ] から
設定画面へ行き、 [ Account Admin ] をクリックして
アカウント自体の管理画面を開きます。
すると API Token という項目がありますので
そこに書かれている Your API token is より先の
ランダムな英数字をコピーしておきます。
再びコマンドラインから、以下を設定します。
git config --global github.user ユーザーネーム git config --global github.token 先ほどコピーしたトークン
以上で git 自体の設定は終了です。
リポジトリの作成
では、github にアップするした準備は整ったので
アップするためのリポジトリを作ってみます。
ところでさっきからリポジトリリポジトリなんなんだよそれ
と思ってる方もいるかもしれないので、サラッと説明しますと
どんなファイルが格納されているのかきちんとリスト化し、
プログラムや文章などを貯めておくファイル貯蔵庫を「リポジトリ」と呼びます。
github のダッシュボードへ行き、右カラムにある [ New Repository ] ボタンをクリックし
リポジトリの新規作成画面へ行きます。
プロジェクト名、説明、管理している URL の入力を求められます。
必須なのはプロジェクト名だけですので、ほかは空欄でも構いません。
フォームを埋め、 [ Create Repository ] をクリックすると次のような画面になります。
表示された英文を読んでみると、次に何をするべきか、ということを書いています。
では、画面に書かれた内容に従ってローカルリポジトリを作成しましょう。
ローカルリポジトリの作成
ローカルリポジトリ作成のために、まずは適当な場所に
先ほど github で作成したリポジトリのプロジェクト名と同じ名前でディレクトリを作成。
その中に移動し、ローカルリポジトリを作成します。
コマンドラインから以下のようにコマンドを叩いてください。
$ mkdir TestRepo $ cd TestRepo $ git init
リポジトリを作成したら、とりあえず README を上げてみましょう。
まずは README ファイルを作成します。
$ touch README
README を作成したら適当なエディタで内容を編集して保存してください。
内容を保存したらローカルリポジトリにファイルをコミット(追加)します。
$ git add README $ git commit -m '最初のコミット'
コミットするためには必ず事前に add する必要があります。
ローカルリポジトリにファイルがコミットできたらリモート(サーバー)リポジトリにアップします。
今回は初めてのアップなのでまずはリモートリポジトリが何処なのか URL を設定する必要があります。
$ git remote add origin git@github.com:ユーザー名/リポジトリ名.git $ git push -u origin master
以上で github へのアップは完了です。
今回は README しかあげていませんので、 編集した README の内容が表示されていれば完了です。
あとは README を追加した時と同じように、実際に管理したいファイルやフォルダを
ディレクトリの中に放り込み、
git add hogehoge git commit -m 'コミット時のメッセージ。何を更新しただとか' git push -u origin master
としてあげれば github にアップすることが出来ます。
git クライアントを使う
コマンドラインだけで git を使うのも良いとは思うのですが
git クライアントを使うことで、add、 commit が簡単になったり
ログが見やすくビジュアライズされ、どういうふうに変更されていったのかわかりやすく見ることが出来ます。
現在 git クライアント決定版!と言えるようなものがまだなくしのぎを削っている状態です。
その中でも僕は有料ではありますが Tower というものを気に入ってよく使っています。
「git クライアント」で検索すると色々と出てくると思いますので
自分が使いやすいと思うものを探してみてください。
それでは、後半やや駆け足になってしまいましたがこれで github 生活第2歩目を踏み出せたかと思います。
github で git の扱いに慣れてきたら heteml など git がインストールされているレンタルサーバーなどでも
git を活用してファイル管理をするとよいのではないかなぁと思います。
